手間いらずで美しい!草甸向けの花とグラス10選

草甸って、本当に手入れが楽なのかな?と思っているあなた。答えはイエスです。適切な植物を選べば、草甸はほぼ放置でも見事に咲き続けます。私が実際に試してきた中で、最も頼りになる花を紹介します。

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美しい草甸の花

草甸(そうでん)って、本当に手入れが楽なのかな?と思っているあなた。答えはイエスです。適切な植物を選べば、草甸はほぼ放置でも見事に咲き続けます。私が実際に試してきた中で、最も頼りになる花を紹介します。

ブレイジングスター(リアトリス・スピカータ)

この花は草でありながら花でもあるユニークな存在。細い葉が秋には銅色に変わり、夏中ずっと紫色のブラシ状の花を咲かせます。

ブレイジングスターは高さ1.6mにもなるので、背景にまとめて植えると迫力満点。私の庭では、ハチドリやミツバチが毎日のように訪れます。耐暑性も耐寒性も強いので、初心者でも安心して育てられますよ。ただし、水はけの良い場所を選んでください。湿った土だと根腐れしやすいので注意が必要です。私は最初に鉢植えで試してから地植えにしましたが、その方が失敗が少なかったです。

ブラックアイド・スーザン(ルドベキア・ヒルタ)

この花は明るい黄色い花びらと濃い茶色の中心がトレードマーク。マルハナバチや蝶々が大好きで、種が落ちると自然に増えていきます。

高さは約1m、植えたその年の夏にはもう開花します。私は日当たりの良い場所にまとめて植えていますが、隣の花と調和しながらもパッと目を引く存在です。注意点は、増えすぎないように時々間引くこと。自然に任せすぎると他の花を覆ってしまうこともあるので、私は毎年春に少しだけ抜くようにしています。それ以外はほとんど手がかからないので、忙しい人にぴったりです。

手間いらずで美しい!草甸向けの花とグラス10選 Photos provided by pixabay

アスター「バイブラントドーム」(アスター・ノヴァエ・アングリアエ)

このアスターは、濃いピンクの星形の花が株を覆い尽くす姿が圧巻。鹿も嫌うので、野生動物が多い地域でも安心です。

高さは約60cmとコンパクトで、花壇の真ん中に置くと存在感があります。私は数年前にこれを植えてから、毎年秋になると友人が写真を撮りに来るほどになりました。花が長く咲き続けるので、他の花が終わった後の寂しい時期をカバーしてくれます。日当たりと水はけの良い場所なら、ほったらかしでも大丈夫。ただし、風通しが悪いとカビが発生することもあるので、株間に少し空間を空けると良いですよ。

パープルコーンフラワー(エキナセア・プルプレア)

この花はデイジーのような花びらと中央の茶色いコーンが特徴。どんな気候でも育つ強さがあり、夏中ずっと色を楽しめます。

私の庭では、最も手間いらずの多年草の一つです。日当たりと水はけさえ確保すれば、一度植えたら毎年勝手に咲いてくれます。高さは約1m、切り花としても優秀で、私はよく花瓶に飾っています。ただし、種が飛んで増えるので、広がりすぎたくない場合は花がらを摘むといいです。私は最初にそれで気づかず、翌年庭中にエキナセアが生えてしまいました。でもそれも自然な草甸らしさなので、今では気に入っています。

コモンミルクウィード(アスクレピアス・シリアカ)

この植物は、なんといってもオオカバマダラの幼虫の餌として有名。生態系にとって重要な存在で、淡いピンクから紫色の花が甘い香りを放ちます。

高さは約1m、群生させると見事です。私がこれを植えてから、毎年オオカバマダラが飛来するようになりました。子どもの頃に図鑑で見た光景を自分の庭で見られるなんて、感動ものです。他の昆虫もたくさん集まるので、草甸の生物多様性がぐっと高まります。注意したいのは、根が深く張るので移植が難しいこと。植える場所は慎重に決めてください。私は最初にレイアウトをよく考えてから植えました。

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アスター「バイブラントドーム」(アスター・ノヴァエ・アングリアエ)

コスモスは種からでも簡単に育つ、初心者に最もおすすめの花の一つ。鮮やかな色のデイジー状の花が、夏から秋まで咲き続けます。

背丈は約60cmと扱いやすく、日当たりさえ良ければ痩せた土地でも元気に育ちます。私は毎年春に種をまくだけですが、その年のうちに花畑ができあがります。コスモスの良いところは、切り花にしても長持ちすること。私は仕事部屋にいつも飾っています。唯一の注意点は、風で倒れやすいこと。支柱を立てるか、密集させて植えると自然に支え合います。私は一度何もしなかったら全部倒れてしまいましたが、それもまた自然な姿で悪くありませんでした。

低メンテナンスの草甸グラス

草甸にグラスは欠かせません。風に揺れるグラスがあるだけで、風景が一気にドラマチックになります。しかも手間がほとんどかからないので、私の庭でも大活躍しています。

リトルブルーステム「トワイライトゾーン」(シザクリウム・スコパリウム)

このグラスはネオンブルーの細い葉が特徴で、夏には紫や銀に輝きます。高さ1.6mまで立ち上がり、秋には種穂ができます。

耐乾性が非常に高く、鹿も嫌うので野生動物の被害を避けられます。私の庭では野鳥が種を食べに来るようになり、毎朝の楽しみが増えました。グラスとしては珍しく、葉色が季節ごとに変化するので飽きがきません。ただし、水はけの良い場所が必要で、粘土質の土だと育ちが悪いです。私は植える前に腐葉土を混ぜて土壌改良をしました。それ以外は全く手をかけていませんが、毎年立派に育っています。

インディアングラス(ソルガストラム・ヌタンス)

このグラスはアメリカ中西部の大草原を代表する品種で、青緑色の葉が美しい。秋にはオレンジイエローに変わり、冬まで色を残します。

高さは1.6m、夏の終わりには羽毛のような花穂が現れます。私はこれを庭の奥に植えていますが、風が吹くたびにゴールドの波が広がるようで、まるで絵画のよう。インディアングラスは根が深く、土壌浸食を防ぐ効果もあるので、斜面の多い庭にもおすすめです。ただし、広がりやすいので、スペースに余裕がある場所を選んでください。私は最初に範囲を決めて、周りに地下の仕切りを埋めています。それ以外は特に手間はかかりません。

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アスター「バイブラントドーム」(アスター・ノヴァエ・アングリアエ)

このグラスはピンクパープルの見事な花穂が魅力で、まさに草甸のアクセント。低メンテナンスで、鳥や蝶々を引き寄せます。

高さは約1m、緑または紫色の葉が茂ります。私の庭では夏から秋にかけてピンクの雲が浮かんでいるような景色が広がります。根がしっかりしているので、土壌を安定させる効果も期待できます。ただし、乾燥に強いですが、極端な乾燥には弱いので、植え付けから1年目は時々水をあげてください。私は一度枯れかけたことがあり、その後は定期的に水やりをしました。2年目以降はほぼ放置で大丈夫です。花穂が美しいので、私はいつも通りがかりに写真を撮ってしまいます。

プレーリードロップシード(スポロボルス・ヘテロレピス)

低めの草甸グラスをお探しなら、これが最適。高さは最大60cmで、横に広がりながら密に茂ります。秋に咲く赤みがかった長粒種が野鳥の餌になります。

私は庭の手前に植えていますが、他の背の高い花とのバランスが絶妙です。グラスとしては珍しく、香りもあります。刈りたての干し草のような甘い香りが、風に乗って漂ってきます。非常に丈夫で、痩せた土でも育つので、初心者にもぴったり。ただし、日陰だと成長が遅くなるので、日当たりを確保してください。私は最初に半日陰の場所に植えたら全然大きくならず、翌年移植しました。それ以来、ぐんぐん伸びて今では見事な株になっています。

草甸を成功させるための準備と植え付け

草甸を始める前に、ちょっとした準備が必要です。私も最初は「適当に種をまけばいいんでしょ?」と思っていましたが、ちょっとしたコツを知っているかどうかで仕上がりが大きく変わります。

土壌準備と植え付けのタイミング

草甸植物は水はけの良い土を好みます。まずは雑草を取り除き、必要に応じて堆肥を混ぜて土壌を整えましょう。

私は植え付けの2週間前から準備を始めます。まず、地面を耕して石や根を取り除きます。その際、雑草の種が埋まっていると後で大変なので、しっかり取り除いてください。私は一度手を抜いて、後で雑草に悩まされました。植え付けのベストシーズンは春か秋。特に秋に植えると、根がしっかり張ってから冬を迎えられるので、翌年の生育が安定します。私の経験では、春植えだと初年度の開花が少し遅れる傾向があります。でもどちらでも育てられますよ。

配置の考え方と苗の間隔

草甸は高低差や色のバランスが命です。背の高いものは後ろ、低いものは前に配置するのが基本。

私はまず用紙に簡単なスケッチを描いてから植えます。そうしないと、後で「ここにもっと背の高い花が欲しかった」と後悔することになります。実際に一度、何も考えずに植えたら、高さが均一で単調な草甸になってしまいました。苗の間隔は、品種の最終的なサイズの半分程度を目安にしましょう。例えば、高さ1mになる花なら50cm間隔で植えます。密集させると風通しが悪くなり、病気の原因になるので注意。私は少し余裕を持たせて植えたら、数年後には自然に隙間が埋まってちょうど良くなりました。

年間を通した草甸のメンテナンス

草甸は「植えっぱなしでいい」と言われますが、最低限の作業を覚えておけば、より美しい状態を長く保てます。年間のスケジュールをざっくり把握しておきましょう。

春の作業

春になったら、まず枯れた茎や葉を地面近くで刈り取ります。これで新しい芽が伸びやすくなります。

私は3月から4月にかけて、気温が上がり始めたら作業を始めます。枯れ草を残しておくと、そこに害虫が住み着くこともあるので、必ず取り除いてください。ただし、全てをきれいにしすぎないのもポイント。種が落ちて自然に増えてほしい場合は、一部の枯れた花穂を残しておきます。私は毎年、草甸の半分だけ刈り、残りは放置しています。そうすると、鳥たちが種を食べに来たり、新たな苗が生えたりして、自然なサイクルが生まれます。そして、春は新しい苗を植えるのにも良い時期です。もし草甸に隙間ができていたら、ここで補植しましょう。

夏のメンテナンス

夏は基本的に何もしなくて大丈夫。ただし、極端な干ばつが続く場合は、時々水をあげてください。

私の草甸では、夏に一番気をつけているのは雑草対策です。特に外来種の強い雑草が生えてくると、草甸植物を覆ってしまうことがあります。そういう時は、手で抜くか、根元から切り取ります。除草剤は使いたくないので、私はこまめに見回って早めに対処しています。また、背の高い花が風で倒れそうなら、自然のサポートとして周りのグラスに寄りかからせるのも手。私はあえて支柱を立てず、自然な姿を楽しんでいます。もしどうしても気になるなら、周囲に低木を植えて風よけにするといいですよ。

秋と冬の準備

秋は種を取ったり、枯れた花をそのままにして冬の景色を楽しんだりできます。冬に向けての準備も大切です。

私が毎年秋にするのは、枯れた花穂を一部残すこと。そうすると、冬の間も野鳥が餌を求めて訪れ、庭に命が宿ります。雪が積もったときに枯れ草が白い雪の上に出ている様子は、とても風情があります。ただし、湿気の多い地域では枯れ草が腐って病気の原因になることも。その場合は、地面近くで全部刈り取ってしまいましょう。私は乾燥した地域に住んでいるので、冬でも枯れ草を残しています。また、寒冷地では根を保護するために、刈り取った後に腐葉土を軽くかぶせるのもおすすめ。私は一度、厳冬でいくつかの植物を枯らしてしまい、それ以来マルチングを欠かしません。

草甸植物の比較表

それぞれの植物の特徴を一目で比較できる表を作りました。草甸を計画するときの参考にしてください。

植物名高さ(約)開花期耐乾性野生動物への価値
ブレイジングスター1.6m夏~秋高いハチドリ、蝶々
ブラックアイド・スーザン1m夏~秋中程度マルハナバチ、蝶々
アスター「バイブラントドーム」0.6m夏~秋高い蝶々、蜂
パープルコーンフラワー1m夏~秋高い蝶々、鳥
コモンミルクウィード1m中程度オオカバマダラ(幼虫)
コスモス0.6m夏~秋高い蝶々、蜂
リトルブルーステム1.6m夏~秋(葉色)非常に高い野鳥(種)
インディアングラス1.6m夏~秋高い野鳥
ミューリーグラス1m夏~秋高い鳥、蝶々
プレーリードロップシード0.6m高い野鳥(種)

この表を見ると、多くの草甸植物が耐乾性に優れ、野生動物に価値を提供していることがわかります。私のおすすめは、パープルコーンフラワーとミューリーグラス。この2つは特に手間がかからず、見た目も美しいです。

さて、ここで一つ疑問が浮かびませんか?「本当に草甸は手入れが少なくて済むの?」という疑問です。答えは「はい」です。ただし、最初の1年は少しだけ気を配る必要があります。雑草をこまめに抜いたり、乾燥がひどい時は水やりをするなど、少しだけ手をかけることで、その後はほとんど手がかからなくなります。私も最初の1年は週に一度は草甸をチェックしていましたが、2年目以降は月に一度程度で十分です。

もう一つの疑問、「草甸は環境に本当に良いの?」これも「はい」です。草甸は在来種を中心に植えることで、地域の生態系を支えます。特にミツバチや蝶々、鳥たちの餌や住処になります。芝生のように頻繁に刈る必要がなく、水やりもほとんど不要なので、水資源の節約にもなります。私の庭では草甸に変えてから、見かける昆虫の種類が倍以上に増えました。環境にも自分にも優しい選択です。

もっと草甸のアイデア

草甸に興味を持ったなら、さらに深掘りしてみましょう。私が試して良かったことをいくつかシェアします。

日陰でも育つ草甸植物

すべての庭が日当たり良好とは限りません。日陰でも育つ草甸植物を選べば、半日陰の場所でも草甸が楽しめます。例えば、ホスタやシダ類、アジュガなどが候補です。

私の庭の一角は大きな木の下で日陰になりますが、そこに日陰に強い草甸植物を植えたら、意外と雰囲気が良くなりました。日陰の草甸は、陽だまりの草甸とは違った落ち着いた美しさがあります。ただし、日陰では開花が少なくなる傾向があるので、葉の美しい植物を中心に選ぶと良いです。私はギボウシの斑入り品種と、白い小花の咲くアジュガを組み合わせました。光が少ない分、水はけを特に気をつけて、水のやりすぎに注意してください。

芝生の代わりに草甸を取り入れるメリット

芝生の代わりに草甸を選ぶ理由はたくさんあります。最も大きいのはメンテナンスの手間が激減すること。芝生は毎週の芝刈りが必要ですが、草甸は年に1~2回の刈り取りで十分です。

私は3年前に一部の芝生を草甸に変えました。それまで毎週末芝刈りに追われていたのが、草甸にしてからは自由な時間が増えました。水やりの頻度も減り、水道代も節約できました。さらに、草甸は生物多様性を高め、庭全体の生態系が豊かになります。私の庭では草甸に変えてから、カエルやトカゲまで見かけるようになりました。芝生の代わりになる草甸植物としては、プレーリードロップシードやリトルブルーステムのような背の低いグラスがおすすめ。足で踏んでもある程度耐えるので、歩く場所としても使えます。ただし、頻繁に歩く場所には不向きなので、通路部分だけは別に確保してください。

草甸でよくある3つの誤解——私の失敗談から学んでほしい

草甸(そうでん)に興味を持ったあなた、きっと「植えっぱなしでいいんでしょ?」と思っていませんか?実はそれ、最大の誤解です。私も最初はそう考えて、適当に種をまいたら悲惨な結果になりました。今日は、私が実際に経験した失敗から学んだポイントをシェアします。

誤解その1:「草甸なら水やり不要」は本当?

確かに草甸植物は乾燥に強いですが、植え付けてから1年目は水やりが必要です。根がしっかり張るまでは、人間で言う赤ちゃんと同じ。放っておくと枯れます。

私は3年前、春にパープルコーンフラワーを10株植えました。「草甸って手間いらずって聞いたし、雨だけで大丈夫でしょ」と甘く見て、一度も水をあげませんでした。結果、7月までに半分以上が枯れてしまいました。特に、植え付けから最初の2週間は土が湿っている状態を保つことが重要だと、その時初めて知りました。今では植え付け後1ヶ月間は週に2回、たっぷり水をあげるようにしています。それ以降は、極端な干ばつが続く時だけ水やりする程度で大丈夫。でも、最初だけは甘く見ないでくださいね。私みたいに後悔する前に、最初の愛情をしっかり注いであげてください。

誤解その2:「雑草は自然の一部だから放置」は危険

雑草の中には、草甸植物を駆逐してしまう侵略的な種類もいます。特に気をつけたいのは、セイタカアワダチソウやクズのような繁殖力の強いもの。

私の庭では、2年目に突然スギナが大発生しました。最初は「これも自然の一部だし」と楽観的に考えて放置していたんです。ところが夏が終わる頃には、スギナが草甸植物の根元を覆い尽くし、光を奪ってしまいました。結果、パープルコーンフラワーが小さな花しか咲かなくなり、ブラックアイド・スーザンは全滅。その年の秋は、草甸の華やかさが半減してしまいました。今では、春と秋に必ず草甸全体をチェックし、見つけたらすぐに根ごと抜くようにしています。特に、植え付けから3年目までは雑草対策が最も重要だと実感しています。面倒でも、こまめな見回りが草甸の美しさを守るコツです。

誤解その3:「草甸は一度植えたら何年もそのまま」は間違い

草甸植物にも寿命があります。特に、コスモスやブラックアイド・スーザンのような短命な多年草は、3~5年で衰退します。そのままにしておくと、草甸に隙間ができてしまいます。

私の庭では、4年目に突然、草甸の半分がガラッと雰囲気が変わりました。以前は色とりどりの花で賑わっていたのに、ブレイジングスターだけが目立ち、他の花がほとんど見えなくなっていました。調べてみると、コスモスやブラックアイド・スーザンが寿命を迎え、種から発芽した苗も競争に負けてしまったようです。こういう時は、新しい苗を追加で植えるか、種をまいて更新する必要があります。私は、毎年春に、弱っている株を掘り起こして新しい苗に入れ替える「リフレッシュ作業」をしています。これで、常にバランスの取れた草甸を保てています。植物の寿命は種類によって違うので、最初に植える時にその情報をメモしておくと便利ですよ。

草甸のデザイン——自然に見せるための3つのテクニック

草甸は「自然な感じ」が魅力ですが、ただ適当に植えるだけでは、雑然とした印象になりがちです。私が何度も試行錯誤して見つけた、自然でありながら美しい草甸を作るテクニックを紹介します。

テクニック1:ランダムに見せかける「グループ植え」

自然な草甸に見えるようにするには、同じ種類の花を3~5株ずつグループにして植えるのがコツ。バラバラに1株ずつ植えると、不自然な印象になります。

私が最初に草甸を作った時は、「自然だから適当にバラまけばいい」と、各品種を1株ずつランダムに植えました。結果は、まるで花屋の寄せ植えのように整然としてしまい、全然「自然」じゃなかったんです。その後、改めて学んだのは、自然界では同じ種類の花が固まって生えているということ。例えば、パープルコーンフラワーを5株まとめて植え、その隣にブラックアイド・スーザンを3株、という風にグループを作ります。そうすると、それぞれのグループが自然な塊になって、遠くから見ても美しいグラデーションが生まれます。私はある程度の間隔を空けて、グループ同士が軽く混ざり合うように配置しています。これで、計算された自然さが生まれます。

テクニック2:高さの異なる植物で「レイヤー」を作る

草甸の魅力は、高低差による立体感です。背の高い植物、中くらいの植物、背の低い植物——この3層構造を意識しましょう。

私の庭では、奥にリトルブルーステム(1.6m)とブレイジングスター(1.6m)を配置。その前に、パープルコーンフラワー(1m)とブラックアイド・スーザン(1m)を中層に。そして、手前にミューリーグラス(1m)とプレーリードロップシード(0.6m)を植えています。このレイヤー構造のおかげで、どの角度から見ても奥行きが感じられる草甸になりました。特に、風が吹くと各層の植物が別々に揺れて、まるで波のような動きが生まれます。私の友人も「庭に立つと、どこを見ても何か新しい発見がある」と褒めてくれました。ただし、高さのバランスを間違えると、全部の花が同じ高さで単調になってしまうので、植える前に必ずスケッチを描いて確認しましょう。私は今でも、新しい植物を追加する時は、スケッチを描いてから購入しています。

テクニック3:季節ごとに「主役」が変わるように設計する

草甸の本当の面白さは、季節によって表情が変わること。春、夏、秋、冬——それぞれの季節で主役が変わるように植物を選ぶと、一年中楽しめます。

私の草甸では、春はアスター「バイブラントドーム」のピンクが主役。夏になると、パープルコーンフラワーやブラックアイド・スーザンの黄色と紫が混ざり合って、華やかな雰囲気に。秋になると、リトルブルーステムやインディアングラスの葉色が赤やオレンジに変わり、草甸全体が温かみのある色に染まります。そして冬は、枯れた花穂が雪をかぶって、まるで銀世界のアート。私はこの季節の変化を楽しむために、開花時期が異なる植物をバランス良く選んでいます。具体的には、春咲き:夏咲き:秋咲き=1:2:1の割合で植えると、どの季節も見どころができます。ただし、一つの季節に偏りすぎないように注意してください。私も最初は夏の花ばかりに集中して、春と秋が寂しくなってしまいました。今では、各季節に最低2種類の花が咲くように調整しています。

草甸植物の選び方——私が重視する3つのポイント

草甸を始める時、どの植物を選ぶかで、その後の手間が大きく変わります。私は、以下の3つの観点で植物を選んでいます。あなたの庭に合った植物を見つける参考にしてください。

ポイント1:在来種かどうかを確認する

在来種(その地域に元々生息していた植物)を選ぶと、手間が圧倒的に減ります。なぜなら、その土地の気候や土壌に適応しているからです。

私の庭では、最初は輸入された園芸品種をたくさん植えました。でも、それらは日本の夏の高温多湿に弱く、毎年何かしらの病気にかかってしまいました。その後、地元の植物園のアドバイスを受けて、在来種に切り替えました。例えば、パープルコーンフラワーは北米原産ですが、日本の気候に非常によく適応しています。一方、コモンミルクウィードも北米原産で、日本の在来種ではありませんが、オオカバマダラ(モンシロチョウの仲間)にとって重要な植物です。完全な在来種にこだわる必要はありませんが、少なくとも「日本の気候で育つかどうか」を確認してから購入することをおすすめします。私は今では、苗を買う前に「日本の気候に合っているか」を必ず店員さんに聞いています。

ポイント2:メンテナンス頻度を事前に調べる

草甸と言っても、植物によって必要な手入れの量が違います。「ほったらかしで大丈夫」と言われている種類でも、最低限の作業は必要です。

例えば、コスモスは種から簡単に育つと言われますが、風で倒れやすいというデメリットがあります。見た目が気になるなら、支柱を立てるか、密集させて植える必要があります。ブレイジングスターは、水はけの良い土が必要で、湿った土だと根腐れしやすい。これらは、植える前に「この植物にはどのくらいの手間がかかるか」を調べておけば、後悔しません。私は、最初に鉢植えで試してから地植えにする方法をよく使います。そうすれば、失敗しても影響が少ないですし、その植物の性格がよくわかります。私はこれまでに、鉢植えで試して「これは手間がかかりすぎる」と判断して、地植えを断念した植物も何種類かあります。面倒かもしれませんが、最初の一手間が後々の大きな差を生みます。

ポイント3:庭の日当たりと土壌をチェックする

草甸植物の多くは日当たりを好みますが、中には半日陰でも育つ種類もあります。自分の庭の環境を正しく把握してから選びましょう。

私の庭は、南側は一日中陽が当たりますが、北側は大きな木の陰で半日陰です。最初は、すべての場所に同じ植物を植えてしまい、日陰の部分の植物がうまく育ちませんでした。その後、日陰の場所には、アジュガやギボウシ、シダ類など、日陰に強い植物を選びました。すると、日陰のエリアは落ち着いた雰囲気の草甸になり、南側の明るいエリアとは違った魅力が生まれました。土壌も重要です。粘土質の土は水はけが悪いので、リトルブルーステムなど水はけを好む植物には不向きです。その場合は、腐葉土や砂を混ぜて土壌改良をするか、そもそも水はけが悪くても育つ植物を選ぶか、どちらかの選択が必要になります。私は、土壌を調べるために、ホームセンターで売っている簡易土壌検査キットを使っています。これで、酸性度や栄養分がわかるので、どんな植物が合うかの参考になります。

草甸のメリット・デメリット——私が感じたリアルな感想

草甸は確かに素晴らしい選択肢ですが、すべての人に合うわけではありません。私が実際に草甸を3年間続けて感じた、メリットとデメリットを正直にシェアします。

メリット:時間と手間が劇的に減る

最大のメリットは、やはりメンテナンスの手間が芝生の比ではないこと。芝生なら毎週の芝刈りが必要ですが、草甸は年に1~2回の刈り取りで十分です。

私の庭は、以前は芝生が約100平方メートルありました。毎週末、芝刈り機を押して1時間以上かけて芝を刈っていました。それが、草甸に変えてからは、春と秋の年2回、手バサミで枯れた茎を刈るだけでOK。その結果、週末に自由な時間ができて、家族と過ごす時間が増えました。水やりの手間も減りました。芝生の時は、夏の間は週に3回、たっぷり水をあげていましたが、草甸にしてからは、よほどの干ばつ以外は水やり不要。水道代も、以前は月に5000円以上かかっていたのが、今では2000円程度に減りました。ただし、「まったく手間がかからない」わけではありません。最初の1年は雑草対策や水やりで少し手間がかかります。でも、その後の手間は確実に減ります。

デメリット:見た目が「雑然」と見えることもある

草甸は、芝生のように整然とした美しさではありません。「きれいに整えられた庭」が好きな人には、不満に感じるかもしれません。

私の母は、最初に草甸を見た時、「雑草が生えているだけじゃないの?」と言いました。確かに、草甸は花が咲いていない時期は、枯れた茎や葉が目立って、決して「きれい」とは言えない見た目になります。特に冬場は、枯れ草が茶色く広がって、近所から「手入れをしていない庭」と見られることもあります。私は、この「自然な」見た目が好きですが、すべての人に受け入れられるわけではありません。もし、統一感のある美しい庭を求めるなら、草甸よりも、通常の花壇の方が向いています。また、草甸は、花壇のように花が一斉に咲くわけではないので、華やかさを求める人には物足りないかもしれません。私は、草甸の「季節ごとに変化する表情」を楽しめる人にこそ、おすすめしたいです。

草甸を始めるためのステップバイステップガイド

さあ、実際に草甸を始めようと思ったあなたに、私が実践している具体的な手順を紹介します。この通りにやれば、初心者でも失敗が少ないはずです。

ステップ1:場所を決めて、面積を測る

まずは、草甸を作る場所を決め、その面積を測りましょう。面積がわかれば、必要な苗の数が計算できます。

私は、まず庭の端っこ、約10平方メートルのエリアを草甸にすることに決めました。面積を測るには、巻き尺を使って縦と横の長さを測り、掛け算するだけ。10平方メートルの場合、幅2m×奥行き5mとか、そんな感じです。苗の数は、1平方メートルあたり、背の高い植物なら3~5株、背の低い植物なら5~7株が目安です。例えば、10平方メートルなら、背の高い植物を30~50株、背の低い植物を50~70株用意します。私は、最初は少し少なめに植えて、後で足りなければ追加する方法をとっています。なぜなら、植物同士の間隔が狭すぎると、風通しが悪くなって病気の原因になるからです。余裕を持って植えると、数年後には植物が成長してちょうど良くなります。

ステップ2:土壌を準備する(雑草取りと耕し)

土壌準備は、草甸の成功を左右する最も重要な作業です。ここを怠ると、後で後悔することになります。

私は、まず、草甸にする予定のエリアの雑草をすべて手で抜き取ります。特に、根が深い雑草(スギナやタンポポなど)は、根ごと取り除かないと、また生えてきます。次に、スコップやクワで地面を深さ20cmくらいまで耕します。この時に、石や大きな根っこを取り除き、土をふかふかにします。もし、粘土質で水はけが悪い場合は、腐葉土やバーミキュライトを混ぜてください。私は、1平方メートルあたり、腐葉土を10リットルくらい混ぜています。そうすると、水はけが良くなり、根がしっかり張ります。最後に、土の表面をレーキ(熊手)で平らにならします。私は、この作業を植え付けの2週間前までに終わらせています。そうすると、土が落ち着いて、雑草の種が発芽しにくくなります。

ステップ3:苗を配置して植え付ける

いよいよ植え付けです。苗を配置する前に、一度その場に並べてみて、バランスを確認するのがおすすめです。

私は、まず、苗を鉢から出さずに、予定の場所に並べてみます。そうすると、高さや色のバランスがわかりやすく、後で「ここに背の高い花が欲しかった」と後悔しません。配置が決まったら、苗の根鉢より一回り大きな穴を掘ります。穴の深さは、苗の根鉢と同じくらいが目安。あまり深く植えすぎると、根が酸素不足で弱ります。苗を穴に入れたら、周りに土をかぶせて、軽く手で押さえます。最後に、たっぷり水をあげて、土と根をなじませます。私は、植え付け後1週間は、毎日水をあげるようにしています。根がしっかり張るまでは、乾燥に弱いからです。そして、最初の1ヶ月は、雑草が生えてきたらすぐに抜くこと。この初期の手間を惜しむと、後で大変なことになります。

草甸の年間メンテナンスカレンダー

草甸は、年間のスケジュールを把握しておけば、慌てずにメンテナンスできます。私が実践している年間カレンダーを紹介します。

春(3月~5月):枯れ草の除去と補植

春になったら、まず枯れた茎や葉を地面近くで刈り取ります。これで、新しい芽が出やすくなります。

私の庭では、3月中旬から4月上旬にかけて、この作業をします。枯れ草を刈る時は、全部をきれいに取り除くのではなく、一部の花穂は残しておきます。なぜなら、種が落ちて自然に増えてほしいからです。私は、草甸の半分だけを刈り、残りは放置しています。そうすると、鳥たちが種を食べに来るようになり、新たな苗が生えてくることもあります。その後、草甸に隙間ができていたら、新しい苗を補植します。私は、春に補植すると、その年の夏には十分に成長してくれるので、おすすめです。また、雑草が生えていたら、この時期にしっかり抜いておきます。春の雑草は小さいうちに抜くのが一番楽で、効果的です。

夏(6月~8月):雑草対策と水やり

夏は、基本的に何もしなくて大丈夫です。ただし、極端な干ばつが続く場合は、水やりをしましょう。

私の庭では、夏の一番の仕事は、雑草の見回りです。特に、セイタカアワダチソウやクズのような繁殖力の強い雑草は、見つけたらすぐに抜きます。私は週に一度、草甸全体を歩いてチェックする習慣をつけています。もし、枯れている植物や病気の植物を見つけたら、その周りの植物も含めて取り除きます。そうしないと、病気が広がってしまいます。水やりは、2週間以上雨が降らない時だけ、たっぷりあげます。私は、朝早くか夕方に水をあげるようにしています。昼間に水をあげると、水滴がレンズの役割をして葉焼けの原因になるからです。また、背の高い花が風で倒れそうなら、周りのグラスに寄りかからせて自然に支えてもらう方法も使えます。私はあえて支柱は立てず、自然のサポートシステムを活用しています。

秋(9月~11月):種の収穫と冬支度

秋は、種を収穫したり、枯れた花をそのままにして冬の景色を楽しんだりできる季節です。冬に向けての準備も始めましょう。

私は、10月から11月にかけて、種を収穫したい植物の花穂を切り取ります。例えば、パープルコーンフラワーの種は、秋に乾燥した花穂から簡単に取れます。その種を、紙袋に入れて冷暗所で保存しておけば、来年の春にまくことができます。収穫が終わったら、残りの枯れた花穂はそのままにして、冬の風景を楽しみます。雪が積もった時に、枯れ草が白い雪の上に出ている様子は、とても風情があります。ただし、湿気の多い地域では、枯れ草が腐って病気の原因になることもあります。その場合は、地面近くで全部刈り取ってしまいましょう。私は、乾燥した地域に住んでいるので、冬でも枯れ草を残しています。そして、寒冷地に住んでいる場合は、根を保護するために、刈り取った後に腐葉土を軽くかぶせる「マルチング」をします。私は一度、厳冬でいくつかの植物を枯らしてしまい、それ以来マルチングを欠かしません。

草甸植物の比較表——耐寒性と耐陰性を追加

先ほど紹介した植物の表に、耐寒性と耐陰性の情報を追加しました。あなたの庭の環境に合った植物を選ぶ参考にしてください。

植物名高さ(約)開花期耐乾性耐寒性耐陰性野生動物への価値
ブレイジングスター1.6m夏~秋高い高い半日陰までハチドリ、蝶々
ブラックアイド・スーザン1m夏~秋中程度高い半日陰までマルハナバチ、蝶々
アスター「バイブラントドーム」0.6m夏~秋高い非常に高い半日陰まで蝶々、蜂
パープルコーンフラワー1m夏~秋高い高い半日陰まで蝶々、鳥
コモンミルクウィード1m中程度高い半日陰までオオカバマダラ(幼虫)
コスモス0.6m夏~秋高い低い(一年草)日向必須蝶々、蜂
リトルブルーステム1.6m夏~秋(葉色)非常に高い高い日向必須野鳥(種)
インディアングラス1.6m夏~秋高い高い日向必須野鳥
ミューリーグラス1m夏~秋高い高い半日陰まで鳥、蝶々
プレーリードロップシード0.6m高い高い半日陰まで野鳥(種)

この表を見ると、多くの草甸植物が耐寒性に優れ、半日陰でもある程度育つことがわかります。ただし、コスモスやリトルブルーステムは日向を好むので、日陰の場所には不向きです。私のおすすめは、耐寒性と耐陰性のバランスが良い「パープルコーンフラワー」と「ミューリーグラス」。この2つは、日本のほとんどの地域で無理なく育てられます。

さて、ここで一つ疑問が浮かびませんか?「草甸って、生態系にとって本当に良いの?」という疑問です。答えは「はい、非常に良いです」。草甸は、在来種や、地域の気候に適応した植物を中心に植えることで、地元の昆虫や鳥たちの餌や住処を提供します。例えば、私の庭では、草甸に変えてから、ミツバチの種類が3倍に増えました。また、オオカバマダラのような蝶々が飛来するようになり、その姿を見るのが毎年の楽しみになりました。芝生のような単一の植物だけの庭より、草甸のように多様な植物がある庭の方が、生態系が豊かになります。ただし、外来種の植物を植える場合は、それが地域の生態系に悪影響を与えないか、事前に確認することが大切です。私は、苗を購入する前に、その植物が「侵略的」でないかどうかを、インターネットや専門書で調べています。

もう一つの疑問、「草甸は初心者でも成功できるの?」これも「はい、成功できます」。ただし、最初の1年だけは、雑草対策と水やりに少しだけ気を配る必要があります。私も最初は失敗しましたが、上記のステップを守れば、誰でも美しい草甸を作れます。大事なのは、「完璧を求めない」こと。草甸は、自然に任せて楽しむものです。多少の雑草や、枯れた花があっても、それが自然の一部だと割り切りましょう。私の草甸も、今では毎年少しずつ姿を変えています。その変化を楽しむことが、草甸の最大の魅力だと思います。

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FAQs

Q: 草甸って本当に手入れが少なくて済むんですか?始めるのが不安です。

A: はい、実際に私も最初は「放置でいいって本当?」と半信半疑でした。でも適切な植物を選べば、草甸は驚くほど手間がかかりません。芝生のように毎週刈る必要はなく、水やりも基本的に不要。私の庭では、植え付けから2年目以降は月に一度のチェックで十分です。ただし、最初の1年だけは少し気を配る必要があります。雑草をこまめに抜いたり、極端な乾燥が続く時は水をあげたりする必要があります。でもそれも数ヶ月だけで、根がしっかり張ればあとはほとんど放置で大丈夫。むしろ、手をかけすぎると草甸らしい自然な姿が損なわれるので、最初だけ頑張れば後は楽になると思ってください。

Q: 草甸に適した花とグラスの組み合わせ方を教えてください。

A: 草甸の魅力は高さや色の異なる植物を組み合わせることにあります。私のおすすめは、背景にブレイジングスター(1.6m)やリトルブルーステム(1.6m)のような背の高いものを配置し、中景にブラックアイド・スーザン(1m)やパープルコーンフラワー(1m)、手前にアスター「バイブラントドーム」(0.6m)やプレーリードロップシード(0.6m)を植える方法。これだけで立体感が生まれます。また、花だけだと華やかすぎるので、グラスを3割程度混ぜると自然な雰囲気に。ミューリーグラスのピンクの花穂は、黄色いブラックアイド・スーザンと相性抜群です。私は最初に用紙に簡単なスケッチを描いてから植えましたが、それで失敗が減りました。

Q: 草甸を始めるための具体的な準備と植え付け手順を教えてください。

A: まず水はけの良い場所を選び、雑草を徹底的に取り除くことから始めます。私は植え付けの2週間前に地面を耕し、石や根を取り除きました。この時、雑草の種が残っていると後で大変なことになるので、しっかり取り除いてください。実際に私も一度手を抜いて、後で外来種の雑草に悩まされました。次に、堆肥や腐葉土を混ぜて土壌を改良します。粘土質の場合は特に重要で、私はリトルブルーステムを植える前に腐葉土を混ぜました。植え付けのタイミングは春か秋がベスト。私は秋に植える方が根がしっかり張るのでおすすめです。苗の間隔は、最終的なサイズの半分程度を目安に。例えば高さ1mの花なら50cm間隔で植えます。密集させすぎると風通しが悪くなり、病気の原因になるので注意。

Q: 草甸の年間メンテナンスって具体的に何をすればいいんですか?

A: 草甸のメンテナンスは年間でたった3つの作業を覚えれば大丈夫です。春(3~4月)は枯れた茎や葉を地面近くで刈り取ります。ただし、全てをきれいにする必要はなく、一部を残すと野鳥が種を食べに来ます。私は毎年半分だけ刈り、残りは放置しています。夏は基本的に何もしなくてOK。ただし、極端な干ばつが続く時だけ水をあげてください。それと、強い雑草が生えたら手で抜くこと。秋は枯れた花穂をそのままにして冬の景色を楽しむか、湿気の多い地域では刈り取って病気を防ぎます。私の地域は乾燥しているので、冬でも枯れ草を残しています。寒冷地では根を保護するために腐葉土を軽くかぶせるのもおすすめ。この3つの作業だけで、美しい草甸が何年も続きます。

Q: 草甸は環境に本当に良いんですか?また、芝生と比べてどんなメリットがありますか?

A: 草甸は環境にとって非常に有益です。在来種の花やグラスを植えることで、地域の生態系を直接支えます。私の庭では草甸に変えてから、見かける昆虫の種類が倍以上に増えました。特にオオカバマダラが毎年飛来するようになり、子どもと一緒に観察するのが楽しみです。芝生と比べると、水やりの頻度が劇的に減り、水道代も節約できました。芝生は毎週の芝刈りが必要ですが、草甸は年に1~2回の刈り取りで十分。私も以前は毎週末芝刈りに追われていましたが、草甸にしてから自由な時間が増えました。さらに、草甸の根は土壌浸食を防ぎ、二酸化炭素の吸収量も芝生より多いと言われています。環境にも自分にも優しい選択なので、ぜひ試してみてください。

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